こんな方におすすめ
- 英語の論文を書く予定の方
世界初の学術論文・テクニカルライティングに特化したAI英文添削ツール「Trinka」をご紹介します。
この記事では、様々なAIを試し、その使い方を紹介してきたポノがTrinkaの特徴と使い方、使ってみた感想を紹介していきます。
この記事でわかること
- Trinka(トリンカ)とは学術論文用に設計されたAI搭載の英文校正ツール
- Trinka(トリンカ)の主な特徴
- Trinka(トリンカ)の使い方
- Trinka(トリンカ)の評判、使ってみた感想
CatchyはTrinkaとも相性のいいツールです。
Catchyで文章を作成し、AI翻訳ツールで変換することで、様々な言語の文章を瞬時に作成できます。ぜひお試しを。
Trinka(トリンカ)とは
Trinkaは、文法、スペル、スタイル、用語などをチェックし、修正を提案する、学術論文用に設計されたAI搭載の英文校正ツールです。
Trinkaは学術論文やテクニカルライティングに特化しており、学術論文のトーンやスタイルを向上させるための提案を提供します。
また、偏った表現やデリケートな表現がないかをチェックし、簡潔な文章を書くためのヒントを提案することもできます。
Trinkaは、誤りの発見と修正に加え、特定の学術分野に適したフレーズや用語を提案し、文書が学術論文として発表できる状態かどうかを評価することができます。
Trinka(トリンカ)の主な特徴
Trinkaは、学術論文や技術文書に特化した世界初のAIによる英語チェッカーです。
このツールは、英文法、スペルチェックだけでなく、英文のトーンやスタイルにも磨きをかけることができます。
特徴6つ
- 高度な文書修正
- 構文
- 単語の選択
- 語法、文体
- アメリカ英語/イギリス英語
- 文脈に即したスペル
高度な文書修正
他の校正ツールでは見つけられない3000種以上の複雑な文法ミスを検出。それにより、無駄のない明快な文章作成が可能になります。
構文
内容をより分かりやすく伝えるために、文書の分野やジャンルに従って文の組み立てを修正します。
単語の選択
意味が明確でない単語を、より適切な単語に置き換えます。それにより、伝えたい内容がさらに正確に伝わります。
語法、文体
語句を修正し、文体をフォーマルに整えます。読み手にしっかりと伝わる、はっきりとした英文が作れます。
アメリカ英語/イギリス英語
アメリカ/イギリス英語のいずれかを指定すれば、読者やジャーナルの投稿規程に合わせて表記を整えます。
文脈に即したスペル
文脈に即したスペルチェック機能では、その分野で使われる正しい単語/スペルでの校正を行います。
Trinka(トリンカ)の使い方
Trinkaの使い方を紹介していきましょう。
使い方4ステップ
- Trinkaにサインアップする
- コンテンツをアップロードする
- フィードバックと修正を受け取る
- 最終成果物をダウンロードする
①Trinkaにサインアップする
Trinkaを始めるには、Trinkaのウェブサイトからアカウントを登録するだけです。Trinkaでは、お客様のニーズとご予算に合わせた様々なサブスクリプションプランをご用意しておりますので、ご自分に合ったプランをお選びください。
②コンテンツをアップロードする
Trinkaにサインアップしたら、コンテンツのアップロードを開始します。Trinkaは直感的なライティングプラットフォームを提供しており、入力と同時に修正や提案が表示され、リアルタイムでコンテンツの作成・編集が可能です。
③ フィードバックと修正を受け取る
文章を書くと、Trinkaはあなたの文章を分析し、文章の質を向上させるために的を射たフィードバックと修正を提供します。Trinkaのパーソナライズされたフィードバックにより、時間をかけて英語の文章力を向上させ、高品質でミスのないコンテンツを作成することができます。
④最終成果物をダウンロードする
必要な修正と訂正が完了したら、Word、PDF、HTMLなど様々なフォーマットで最終成果物をダウンロードできます。
Trinka(トリンカ)の評判
Trinkaは、一部のユーザーによれば、Grammarlyのような他の人気ツールよりも学術論文の修正に効果的であるとの意見があります。
他の英語添削ツールに比べて知名度が低いものの、高い精度と効率性を持っているとの意見があります。
一方でweb検索しても詳細が出てこないという批判も見られました。
公式Twitterのフォロワー数も340人程度と認知度はまだまだといった印象です。
Trinka(トリンカ)を使ってみた感想
参考になる口コミも少ないので実際に使ってみて検証しました。
使ってみての率直な感想は、一般人が普段使いするには向かないということ。
学術論文向きのというのはまさにその通りといった感じ。根拠データやグラフなども付けてくれます。
ただ、欠点としては論点がずれてしまうという点。
私が書いた内容 | Trinkaが書いた内容 |
---|---|
運動とメンタルヘルスについて | 高血圧の予防、発見、評価および治療に関して |
一般論的な内容をよりミクロな視点で書き直してくれたという印象です。
実際のAI結果
私が書いた「運動とメンタルヘルスについて」をTrinkaで書き直してもらった結果は以下のとおり。
原文↓(赤いところはあえてちょっと間違えてみました)

AIが聞き直したのがこちら↓


まとめ
Tinkaは、文法、スペル、トーン、スタイルなど、ユーザーの英語ライティングを洗練させることができるAI搭載の英語チェッカーに特化したものです。
学生、研究者、専門家にとって、説得力のある学術論文やテクニカルライティングの作成に役立つことでしょう。